知ってる人は、知っている。知らない人は、ほとんど知らない。



まさに、そんな言葉を思ってしまう映画でした。
上の言葉は、映画自体を『知っている』という意味ではなく。
この映画の本当の内容を知っているか?という意味です。


最近ではSAW2も公開になって、お知りになってる人も多いんじゃないかと思います。
知らない人は、できれば情報をまったく持たずに見る事をお勧めします。
調べ物をするのは、映画を見てから。
基本だと思いますが、念のために言っておきます。



できれば、このレビューも映画を見てから見てもらったほうが少しは楽しめる物に
なるかと思います。

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まだ、見ていらっしゃるという方はすでに映画を見た方
もしくは見てないのにレビューを見たい方ですね。

では、これ以上引き延ばすのもアレなので。

私が初めて、SAWに出会ったのは私の妹がなんとなく見たいとレンタルビデオ屋で借りてきたのが
始まりでした。
ビデオのパッケージの裏には、いつも通り作品のあらすじと画像が書いてありました。
それを見たときは、なんとなくスプラッター系のサイコサスペンスみたいな感じかな?
と思いました。

家に帰り、しばらくSAWは放置してました。
その時は別に俺は見たくは無かったので、でも返済期間が迫ってきたので妹と一緒に見る事に。

始まるとともに、衝撃を受ける形になりました。
始まって一分もしないうちに、私はSAWの虜となってしまいSAWから目を離す事が出来ませんでした。
それぐらい、今までにない『映画』を見た気がしました。

密室に男が三人。いや、正確には男が二人。
一人は拳銃を持ち、血を流して倒れている。

それ自体には、驚きはしませんでした。
こういうホラー系な作品には、よくある光景だったので。

そこから、二人が力をあわせて密室から脱出を試みようとします。
が、犯人のジグソウの罠により脱出をする事が出来ません。

ここまでの文章を見れば、なんかそんな感じの映画なのかって思いますけど
実際は違います。
妙にリアルというか、実際にこんな事件があったらこういう風になるのかと思い知らされるような。

とにかく、一回目は無我夢中で映画を見ました。
途中で色んな分岐点があり、そこからまた一つに戻っていく。
そして、結末。

最後のシーンには、本当に驚きました。
思わず、驚きの声を上げてしまったくらいです。

最後の最後で、視聴者をドン底に落としていくような演出。
嫌なくらい、素晴らしいと思いました。

ですが、エンディングが始まり映画が終わったことを知らされると
何だか、すごく何かに引っ掛かる様な感じがしたんです。
どうにも、すっきりしない感じ。
まだ、終わっていない感じ。

でも、一体何が終わっていないのか?何がすっきりしないのか?
まったく分かりませんでした。

そこで、もう一度SAWを見直す事にしました。

話の全体を理解している二回目は、最初はまったくわからなかった事の意味が分かるように
なりました。
そして、前回よりも落ち着いているためか冷静に映画の全体を見る事が出来ます。

そして、映画終了。

やはり、私が思った事は正しかったようでした。
二回目を見て、はっきりと思いました。
映画の中に、不自然な所が存在する。

あきらかに繋がらないところや意味不明なところが幾つかあるのです。
それが何か知りたいですが、私にはそれを見つけることで精一杯でした。

そこで、ネットで情報を集める事にしました。
やはり他の人たちも、SAWの謎があることに気づき皆でそれを探っていました。
そこで、私はこんなものを見つけました。

『SAW 完全解読』

樺沢紫苑さんという、精神医学の先生が発行しているレポートなのですが
今は有料での、配布となっています。
私の時はギリギリで無料レポートを、読む事が出来ました。

はっきり言って、ものすごいです。このレポート。
書いている人がお医者さんということもあり、内容にすごく説得力があり。
私が、思っていたSAWの謎をズバッと一刀両断で解説してます。

そして、私が思っていた以上の大どんでん返しが待ち受けていました。

あぁ、これ以上はいえません。
言ったら、まったく面白みがなくなります。

今は有料になっていますが、これはSAWを見て謎を感じた人ならば
お金を払っても絶対に読む価値ありです。

ここまで、深い映画だったのか・・・と、このレポートを読んで改めて思います。

もし、ここまで読んで、まだSAWを見てない方がいたら
せっかくですから、SAWを見てください。
絶対に損はしないと思いますよ。

この映画は疑問が残ってから、一気に面白くなる。

とりあえず、見てください。

そして、感じてください。

じっと見つめれば、きっと何かが見えてくるはずです。





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