今回のレビューはスーパーファミコンソフトのかまいたちの夜です。

さて、スーファミのサウンドノベルソフトとしては代表作品と言っても過言では無いと思う
『かまいたちの夜』ですが、意外にプレイした事があるという人は少ないんじゃないでしょうか?

という私もその一人で『かまいたちの夜』をプレイしたのは、つい最近の話です。


プレイをする前の『かまいのたちの夜』のイメージは・・・

@ なんとなく話が暗そう・怖そう。
A 文章を読んでいくだけなのでつまらなそう。
B 別にスーファミでやるようなゲームじゃないじゃん?


みたいな感じで、ぶっちゃけ結構舐めてかかってました。
プレイしてもどうせつまらんやろうし。みたいな感じでね。

で、実際にプレイした感想は・・・


チュンソフトすごすぎ・・・。


ってのが、ぶっちゃけた感想です。

こんなに完成度の高い作品が、私がまだクソガキの頃にできていたなんて・・・ 
感動です!


だから、こんなコメントじゃレビューにならないって!


まあ、ぶっちゃけプレイしたら一目瞭然なんですけどねぇ。
というわけで、もうちょい詳しく話しますと。

プレイする前は、小説みたいな感じで堅苦しい感じの話なのかな?
って思ってたんですけど、まったくそんなことはなく。
ドラマ風といいますか、それを少しコメディタッチで描かれています。
シリアスな場面は、シリアスにって感じで。


システムとしては・・・

話の途中途中で、選択肢を選んで進めていく。
マルチエンディングシステム(複数のエンディングが存在する。)

まあ、今ではよくありがちなシステムなんですが。

『かまいたちの夜』は、システムだけを使っているそこらのゲームとは一味違います。

まず、一つ一つのストーリーの完成度が非常に高い。

バッドエンディングだろうが、ハッピーエンディングだろうが
本編とはまったく関係ないショートストーリーだろうが!

その一つ一つの完成度が、ものすごく高いです!
例えるなら、いくつものまったく別ジャンルの映画をみているかのように。

選択肢一つで、ここまで話を変えることができるのかと。
同じ文章を書く者として、尊敬に値します。

特に私が衝撃を受け。
そして、とてつもない恐怖を覚えたストーリーがあります。


名前は
「釜井達の夜。」

内容は、あえて言いません。
言ったら、面白みがなくなりますしね。

でも、ありがちな設定なのに。いや、ありがちな設定だからこその恐怖なのかもしれません。

本編も、大変面白かったですが『かまいたちの夜』をプレイしていて
一番記憶に残っているのは「釜井達の夜」です。

もし、『かまいたちの夜』をプレイする事があれば是非やってみてください。
結構序盤から行けますので、ネットで攻略サイトを探したらすぐにプレイできるかと思います。

ここまで、リセットボタンを怖いと思ったのも初めてでした。

この言葉の意味がわかりたくば今すぐプレイするのだ!




はい。話を本編に戻します。

主な話として、主人公の透が思いをよせる真理を誘ってペンション「シュプール」に旅行に行きます。
そこには、透と真理の他に管理人の夫婦や何人かの宿泊客などがいます。

そして、そこで起きる突然の殺人事件。

外は、猛吹雪で助けを呼びに行くことは不可能。
仕方が無くそこで一夜を明かす事に。

しかし、再度殺人事件が起きる。
慌てふためく宿泊客たち!そこで透が犯人を見つけるために探偵ばりに推理を開始。

どうするどうなる!?
ペンション「シュプール」!!

みたいな感じです。
どうも、スーファミのサウンドノベルには怖い話が多いみたいですね。

『かまいたちの夜』も例外ではなく、どうしてなかなか怖いので。
親御さん達と一緒に居間で楽しくプレイするか、明るい昼間の内にプレイする事を推奨します。

決して、夜に部屋を暗くして一人でプレイしないで下さい!

ブルータイプ「マジ!怖いっすから!!」 ←被害者

そんな感じで、遊んでみて損は無いソフトです。
むしろ感動した!ってくらいの勢いですので、よかったら遊んでみてね☆

中古ソフトの山によく埋もれていると思うので、元気よく発掘しよう!




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